ごあいさつ

75年の歴史とともに、地域に寄り添う幼稚園
白幡幼稚園は、昭和26(1951)年に初代園長・田尻トシ子が二十歳の頃、家族の助けを得ながら開いた小さな幼児保育施設からスタートし、2026年には創立75周年を迎えます。
これまで地域のみなさまに温かく支えられ、現在では親子・孫の3代にわたって通ってくださるご家庭もあります。かつては入園や運動会の場所取りのために徹夜で並んでいただくほど大勢の方でにぎわい、1,000人以上が集まる運動会が行われた時期もありました。時代の移り変わりとともに周辺環境も変化してまいりましたが、今も変わらず多くの園児たちが元気に園生活を送っています。


時代の変化に合わせた「生きる力」を育む教育
かつての「一律の目標のもと、一斉に受動的に学ぶ」保育から、変化の激しい現代社会に対応できる「思考力・表現力の芽生え」を養う保育へと、幼児教育のあり方は進化しています。

少子化・グローバル化が進むこれからの時代を生きる子どもたちには、
・ゼロからイチを生み出す力
・一つのことを深掘りしていく姿勢
・多様性を受け入れ、他者と協働する能力

といった資質が求められています。

当園では、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」をはじめとする新要領の考え方を積極的に取り入れ、中学校・高校のSTEAM教育や主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)へとなめらかにつながる保育を実践しています。


「好き」を日常へ展開する、主体的な遊びと探究
白幡幼稚園では、子どもたちが自発的に好きなことを見つけて夢中になれるきっかけとして「部活動(しぜん・どれみ・ものづくり・のりものなど)」という概念を取り入れてきました。

実践を重ねた現在では、部活動を単なる特別なプログラムにとどめず、日々の通常の保育シーンの中で子どもたちが自然に継続・展開できる形へとステップアップしています。
子どもたちは日常の保育のなかで、興味を持ったテーマを学年やクラスの枠を超えて仲間と深め合い、自分のクラスでの遊びや活動へも豊かに波及させています。


お子様一人ひとりの個性に寄り添って
幼児期は生まれ月による発達差はもちろん、集中できる時間や関心・意欲の方向性もお子様によって全く異なります。

「話す・聴くが得意な子」「特定の分野に深い集中力を発揮する子」「音楽やダンスで表現することが得意な子」など、その特性は多様です。白幡幼稚園では、一人ひとりの日々の様子を丁寧に見守り、それぞれの個性を最大限に伸ばせる保育体制を整えています。
ぜひ一度、子どもたちが生き生きと過ごす白幡幼稚園へ見学にお越しください。皆様のご来園を心よりお待ちしております。

※1「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」
①健康な心と体 / ②自立心 / ③協同性 / ④道徳性・規範意識の芽生え / ⑤社会生活との関わり / ⑥思考力の芽生え / ⑦自然との関わり・生命尊重 / ⑧数量や図形,標識や文字などへの関心・感覚 / ⑨言葉による伝え合い / ⑩豊かな感性と表現

※2「STEAM教育」
Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉で、これら5つの領域を統合的に学び、自発的に問題を解決する力を育む教育手法です。

白幡幼稚園 園長 木元茂