色階段を上がった花壇のそばでは、10月の初めまで蝉が鳴いていましたが、今では金木犀の良い香りが漂い、秋の訪れを感じさせてくれます。
幼稚園でも、豊作だった栗をイガに注意しながら収穫したり、ヤモリやトカゲを見つけて飼い始めたりと、身近な自然をたっぷりと楽しんでいます。生き物との出会いを通して、命を大切にする気持ちや、「もっと知りたい」という好奇心も育まれています。
体を動かすにも気持ちのよい季節となり、近くの公園にも出かけました。園庭では縄跳びブームも始まり、「できるようになりたい」と何度も挑戦する姿が見られます。繰り返し挑戦する中で、体の使い方を工夫したり、できた喜びを味わったりしています。
また、廃材や段ボールを使って、思い思いの物を作る姿もあります。「こんなものを作りたい」という思いを形にするために、考えたり、試したり、工夫したりしながら遊びを深めています。
自然に触れ、体を動かし、友達と関わりながら、自分の「やりたい」を思いきり楽しむ子どもたち。その一つ一つの経験が、好奇心や考える力、挑戦する気持ち、そして自分で遊びを生み出す力につながっています。子どもたちの「やりたい」がどんどん広がっていく姿に、私たちも心が弾みます。



山田 涼子


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